畢生

 

空を見上げれば地上の果て

どこまでも続いてゆくのかよ

約束は知らない

運転手はぼくらを指差して

「目的地は何処だ?」と言う

目を開いて

 

足りないものは何も無いくせに

いつでも忘れたふりして生きてる

今しか見れないものを見にゆくんだ

外がどしゃぶりでもね

 

そうさ いつも真実 闇の中

ぼんやり輝くのは 空の月

きれいだ きれいだ なんてね

 

空を見上げれば地上の果て

どこまでも続いてゆくのかよ

約束は知らない

 

ああ、急かされて近道なんてしてみても

迷子になるのがオチだね

ふと後ろを振り向いてみても

誰もそこには居ないのです

 

いつも期待はずれのぼくだから

行き先なんて分かりゃしないんだ

逃げたい 逃げたい なんてね

そうさ いつも真実 闇の中

ぼんやり輝くのは 空の月

きれいだ きれいだ なんてね

 

空を見上げれば地上の果て

どこまでも続いてゆくのかよ

約束は知らない